全窒素とは


■ 全窒素とは

水中に溶解している無機態窒素化合物と、有機態窒素化合物中の窒素の総量になります。
無機態窒素は、アンモニア態窒素、硝酸態窒素、亜硝酸態窒素であり、
有機態窒素は、タンパク質、アミノ酸、ポリペプチドなどの動植物の組織成分と、
これらの分解過程に含まれる窒素、尿素などです。



■ 全窒素の汚染源

石油化学工場、繊維工場、肥料工場、食品工場などの工場排水や、農業排水、生活排水、
し尿処理施設の処理水になります。



■ 全窒素の代表的な測定方法

紫外吸光光度法
① 試料水に、ペルオキソ二硫酸カリウム、水酸化ナトリウムを加えて、高圧容器で加熱分解し、
  窒素化合物を硝酸に酸化させます。
   (有機窒素が、無機窒素 (硝酸イオン) になります。これで、窒素がすべて無機窒素になり、
    測定できる状態になりました。)

② 加熱分解した試料水が、酸性になるように塩酸を加えます。

③ 紫外光 (220nm) にて、吸光度を測定します。