濁度の標準がカオリンからポリスチレン系粒子に

従来から問題になっていた、カオリン標準液の不安定性を解決する為、
今回平成16年4月1日より実施される水質基準の改正では、
ポリスチレン・ジビニールベンゼンコポリマーの粒子径の異なる5種類の
標準粒子を懸濁させたものを標準液として用いるように指定されました。

これは現在濁度の測定法として存在する、
比濁法、透過光測定法、積分球式光電光度法、散乱光測定法、透過散乱法等の
方式に対して一様に適用され、
従来のカオリン校正液のように原料出土地、精製法、メーカーによる
バラツキが無くなることが期待されています。

しかしながら、この標準原液の製造元は1社であり、
販売は2社から供給されているが、100度の原液100mLが1.5万円もする為、
水道水の測定以外の濁度測定現場では日常の計器、管理に採用は困難と思われます。

幸に、カオリンと異なり、安定性は良好であるので、
上・下水試験法、JIS、やUSEPA、ISO等で採用されているホルマジン濁度標準液を
二次校正液として、相関性を確認して日常管理を行なうことも可能かと考えられます。

ちなみに、当社の散乱光測定方式TBR-4000D型濁度モニターでこの相関を求めたところ、
下図のようにホルマジン1FTUが約1.16度に相当している事がわかりました。


濁度標準液の相関性


理工化学研究所の測定器

濁度計 高感度型 (レーザー側方散乱光測定方式) TBR-5000
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濁度計 低感度型 (LED側方散乱光測定方式) TBR-4000D
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